
疲れの原因は、身体が縮んでいるからかも?!
- 小山内愛

- 10 時間前
- 読了時間: 8分
こんにちは!ネパールアーユルヴェーダ専門アクリティアーユルヴェーダヨガスクール代表の小山内愛です。
わたしは日々、アーユルヴェーダやヨガに触れながら、たくさんの方の身体を見ています。
そして最近、改めて強く感じることがあります。
それは、
「身体が縮んでいることが、疲れや老化現象の大きな原因になっているのではないか」
ということです。
疲れていると、身体を休ませたくなります。
背中を丸めて、肩を落として、顔を下に向けて、ソファや椅子に身体を預ける。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、これが毎日の身体の使い方になっているとしたらどうでしょう?
実はわたし達の日常生活は、思っている以上に「身体を縮める」動作が多いのです。
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わたし達は、毎日少しずつ身体を縮めています。
例えば、パソコンやスマートフォンを見るとき、どんな姿勢をしてますか?
きっと、顔は下を向いて首は前に出て、背中は丸くなります。
椅子に座っているときも、骨盤は後ろに倒れ、股関節は曲がったまま。もしかしたら膝は外側に向き脚を閉じることができてないかもしれません。
歩いているときも、足の指先を使い、身体を上へ上へ押し上げるように歩くことは、無いと思うんです。
腕を頭上までしっかり伸ばすことも少ない。
背骨を上へ長くながく伸ばすことも少ない。
首を伸ばし上げることもない。
胸を広げることも少ない。
つまり、わたし達の日常には、
「縮む」方向の身体の使い方がとても多いのです。
背中を丸める。
肩を内側に入れる。
股関節を曲げる。
顔を下に向ける。
身体を前に倒す。
こうした姿勢を長時間続けていると、身体は少しずつ「縮んだ状態」がデフォルトで形状記憶されるようになっていきます。
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身体が縮むと、なぜ疲れるのか?
ここがわたしが今日、一番お伝えしたいことです。
身体が縮んでいると、単純に筋肉が短くなっているだけではありません。
身体の中の「空間」も小さくなります。
例えば、背中が丸くなると、胸郭も縮まりやすくなります。
すると、呼吸も浅くなりやすい。
骨盤が後ろに倒れていると、背骨は本来の位置からずれ、身体を支えるために別の筋肉が頑張らなければならなくなります。
頭が前に出れば、その頭を支えるために首や肩周りに余計な力が入りやすくなります。
つまり、、、
身体を縮めたまま支えるには、意外とたくさんの余計な力が必要なのです。
だから、身体が縮んでいる人ほど、
「何もしていないのに疲れる」
「夕方になると身体が重い」
「肩や首がずっと力んでいる」
「寝てもスッキリしない」
「身体が重たく感じる」
という感覚を持ちやすくなります。
一生懸命運動しているわけでもないのに、ずっと身体が頑張っている状態です。
これって、ものすごく疲れることなんです。
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「姿勢を正す」と、逆に疲れる人へ
ここで、よくある間違いがあります。
「身体が縮んでいるなら、姿勢を良くしよう!」
そう思って、胸を張るり、お腹に力を入れる。
そして、肩を後ろに引く。背筋をピンと伸ばす。
でも、しばらくすると、
「疲れた……」
これは当然な現象なのです。
実は、身体を「伸ばす」のではなく、筋肉の力で「形だけ正そう」としているからです。
本当に身体が伸びている状態は、
頑張って姿勢を作っている状態ではありません。
むしろ、
「なんだか楽」
「呼吸がしやすい」
「身体が軽い」
「立っているのが苦じゃない」
まるで、無重力感なのです。
足裏も地面から離れて浮いているよう。。そのくらい快適です。
これがとても大切です。
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「引き上げる」と「力む」は違う
ヨガをしていると、
「背筋を伸ばしましょう」
「頭頂部を上へ」
「胸を開いて」
「身体を引き上げて」
という言葉をよく使います。
これは「力を入れて身体を固める」という意味ではなく、
足の裏、特にかかとから地面を感じて、その反力を使いながら身体をグングン上へ伸ばしていく。
かかとを地につけ、押し続け、体が伸びる力をうみだすのです。
骨盤が立ち、背骨が上へ長くなり、肩から首が長ーく伸びて、頭頂部まで一気に身体が伸びていく。
そうすると、身体の中に少しずつ「空間」が生まれます。
ウエストの位置が自然と高く、そして細くくびれていきます。
骨盤が立つ。
背骨が長くなる。
胸郭が広がる。
首が長くなる。
そして、お腹も「ぽてっ」と前に落ちにくくなる。
身体が軽く感じられる。
これがわたしがアーユルヴェーダやヨガを通して感じている、「身体が伸びる」という感覚です。
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身体に「空間」ができると、呼吸も変わる
身体が縮んでいる状態と、身体が伸びている状態。
この2つでは、呼吸のしやすさも全く違います。
身体が縮んでいると、胸やお腹の動きも小さくなりやすい。
消化力や毒素排出力がどんどん低下します。
反対に、背骨が伸び、胸郭が広がり、身体の中に空間ができると、呼吸が入りやすくなります。
身体の中でエネルギーが巡り、代謝が良くなっていきます。
余計な力が抜ける。
身体の緊張にも気づきやすくなる。
そして、「ああ、身体が楽だな」と感じられるようになる。
わたしはこの「身体の中に空間がある」という感覚が、とても重要だと思っています。
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アーユルヴェーダで大切にする「巡り」
ネパールアーユルヴェーダでは、健康を考えるときに「巡り」という視点をとても大切にします。
身体の中が詰まっているのか。滞っているのか。
それとも、必要なものが必要な場所へきちんと届き、不要なものが外へ出ていける状態なのか。
身体が縮み、同じ姿勢で固まっていると、当然、身体の動きも当たり前に小さくなります。呼吸も浅くなり、身体の一部分に負担が集中しやすくなります。
反対に、身体が自然に上へ伸び、関節が動き、呼吸ができる状態には「余白」があります。
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実はアーユルヴェーダトリートメントでも「伸ばす」
アクリティのネパールアーユルヴェーダでは、オイルを使ったトリートメントだけをしているわけではありません。
身体を触れながら、
「ここが縮んでいるな」
「ここに力が入りすぎているな」
「身体がこちらに傾いているな」
ということも見ていきます。
そして、必要に応じて身体を伸ばしたり、姿勢を整えたり、関節の動きを出したりします。
なぜなら、オイルで身体を緩めるだけではなく、
「本来の身体の位置に戻っていくこと」
も大切だからです。
身体が緩んで、伸びて、呼吸がしやすくなる。
すると、身体の感覚そのものが変わります。
「重い身体を頑張って動かしている」
→→
「身体が自然に動いてくれる」
この違いは、とても大きいものです。
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あなたの身体は、今どちらに向かっていますか?
では、その場で少し立ってみてください。
頑張って胸を張るのではなく、
足の裏をしっかり感じて、地面を踏んでください。
かかとに体重を乗せ、下へと強く踏み込みます。
その力こそが身体が上へ伸びていく力です。
伸びようとする身体を感じてから、意識しましょう。
骨盤を立てる。
背骨を上へ長くする。
頭頂部も上へ。
肩から首を長ーく伸ばしましょう。
お腹はへこめるのではなく、上に引き上がっていく感覚を掴み強く使ってください。
どうでしょうか?大変でしたか?
呼吸がしやすくなりましたか?
この力が今の自分を支える力に必要なものです。
「あれ?こっちの方が楽かも」
こうなると、体質改善のサインかもしれませんし、それが大切なんです。
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疲れたから、身体を縮める。
わたし達は疲れると、身体を丸めます。自然な反応です。
しかし本当は、身体が縮んでいるから疲れているのかもしれません。
ここを一度、考えてみてほしいのです。
休むことも眠ることも身体を横にして力を抜くこともすごくすごく大切です。
起きて活動している時間まで身体を縮め続けていたら、身体はずっと余計な力を使い続けることになります。
だからこそ、
「疲れたから、もっと身体を休ませよう」
だけではなく、
「わたしの身体は縮んでいないかな?」
と視点を持ってみてください。
身体が伸びる。
呼吸が入る。
空間ができる。
余計な力が抜ける。
身体が軽くなる。
わたしは、この一連の感覚こそ、毎日のセルフケアの中で大切にしてほしいことだと思っています。
アーユルヴェーダは、何か特別なことをするだけではありません。
身体に空間を生み出し快適バランスに整えること。
今日、ほんの少しだけ、スマートフォンから顔を上げて、
背骨を上へ。
足の裏から頭頂部まで、身体を長く。
そして、、、深く呼吸してみてください。
「身体の伸びと身体の広がりを感じる。」
それだけでも、いつもの疲れ方が少し変わってくるかもしれません。
アクリティでは、オイルトリートメントやヨガを通して、ただ身体を緩めるだけではなく、「身体が本来持っている、伸びる・動く・巡る感覚」を取り戻していくことを大切にしています。
あなたの身体にも、もっと快適に変化していくと思います
ぜひ一度、感じてみてください。



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