香りで心と身体を整える。アーユルヴェーダとアロマの深い関係
こんにちは!ネパールアーユルヴェーダ専門、アクリティアーユルヴェーダヨガスクール代表の小山内愛です。
皆さんは、好きな香りを嗅いだ瞬間に、ふっと気持ちが緩んだり、懐かしい記憶がよみがえったりした経験はありませんか?
香りには、わたし達の気分や感情に働きかけ、日々の暮らしに小さな変化をもたらす力があります。
わたしはアーユルヴェーダとヨガを学び、ネパールの伝統的なアーユルヴェーダに触れるなかで、心と身体を整えることの奥深さを感じてきました。
そのなかで、もっと多くの方に知っていただきたいと思っているのが、アーユルヴェーダの考え方を取り入れたアロマの活用法です。
天然の薬とも言われているアロマは、お店も増えてきて、より身近な存在になったなと感じています。
今回は、アーユルヴェーダとアロマの関係、そして香りを日常のセルフケアに取り入れるヒントについてお話しします。
1. アーユルヴェーダは「自分を知ること」から始まる
アーユルヴェーダというと、オイルトリートメントや薬草、デトックスなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それらもアーユルヴェーダの大切な要素です。
しかし、わたしが大切にしているのは、もっと根本にある考え方です。
それは、自分の身体や心の状態を知り、そのときの自分に合った方法で整えていくこと。
アーユルヴェーダでは、自然界を構成する五大元素の考え方をもとに、ヴァータ・ピッタ・カパという3つのドーシャから、身体や心の性質、バランスの傾向を捉えます。
例えば、、、忙しさが続いて落ち着かないとき。考えごとが多く、気持ちが休まらないとき。反対に、身体が重く、気分まで停滞しているように感じるとき。
同じ人であっても、日によって自分のバランスは変わります。
だからこそ、いつも同じケアをするのではなく、今の自分に必要なものを見極めることが大切だと感じています。
アロマもまた、その日の自分を見つめ直すきっかけのツールにもなるのです。
2. 香りは、心と身体をつなぐ入り口
香りの面白いところは、言葉で考えるよりも先に、感情や記憶と結びつくことがある点です。
例えば、花の香りを心地よく感じる日もあれば、すっきりとしたハーブの香りを求める日もあります。
その日の気分や環境によって、心地よいと感じる香りが変わることもあるでしょう。
嗅覚からの情報は、感情や記憶に関わる脳の領域とつながっています。そのため、香りを取り入れることは、気分を切り替えたり、リラックスする時間をつくったりする助けになる可能性があります。
ただし、香りの感じ方や反応には個人差があり、特定の香りが誰にでも同じ作用をもたらすわけではありません。
アクリティでは、香りを単に「良い香りだから使う」というだけでなく、自分の心身の状態に意識を向けるための一つの手段として捉えています。
香りを選ぶ時間は、自分自身の声に耳を傾ける時間でもあるのです。
3. アーユルヴェーダの視点で香りを選ぶ
では、アーユルヴェーダの考え方を取り入れると、アロマの選び方はどのように変わるのかをご説明いたします。
大切なのは、精油の名前や一般的なイメージだけで選ぶのではなく、自分の状態や香りの性質にも目を向けることです。
例えば、花の香りで、ゆったりとした時間を。
ローズやゼラニウムなどの花の香りは、華やかさややわらかさ、ゆとりを感じさせてくれます。
一日の終わりに好きな花の香りを楽しみながら、ゆっくりと呼吸をする。
それだけでも、慌ただしい日常から少し離れて、自分のための時間をつくるきっかけになります。
ハーブや樹木の香りで、気分を切り替える
ハーブや樹木の香りには、すっきりとした印象や、浄化、自然の中にいるような感覚をもたらすものがあります。
仕事や家事の合間に使って気持ちリセット。気持ちを切り替え整える時間を設けてみるだけでもストレスのケアができます。
香りは「自分が心地よいか」を大切にする。
アーユルヴェーダでは、物事の性質や、その人の状態との関係を考えていて、
アロマを取り入れる際にも、香りの特徴だけでなく、今の自分がどう感じるかもバランスを整えるのに大切なエッセンスです。
4. 香りだけで終わらせない。アーユルヴェーダのセルフケア
わたしがネパールのアーユルヴェーダをお伝えするうえで大切にしているのは、一つの方法だけに頼るのではなく、日々の暮らし全体を見直すことです。
例えば、香りを楽しみながら、こんな時間をつくってみてください。
朝、好きな香りを楽しみながら、今日の自分の状態を感じてみる。
忙しいときこそ、ゆっくり呼吸をする。
夜はスマートフォンから少し離れ、照明を落として過ごす。
自分の体調や気分に合わせて、ヨガやセルフオイルケアを取り入れる。
特別なことをしなくても構いません。
自分のバランスへの気づきは、必要な休息やケアを選べるようになれます。
そうすると、生活全般が変わっていくかもしれません。
5. ネパールアーユルヴェーダとアクリティの想い
わたしがネパールのアーユルヴェーダに惹かれたのは、身体の一部分だけを見るのではなく、心や意識と、その人全体を捉えながらケアを考える姿勢に魅力を感じたからです。
アーユルヴェーダを学ぶことは、単に知識や技術を身につけることではありません。
人それぞれの違いを理解し、自分の身体に意識を向け、日々の過ごし方を見直すことでもあります。
アクリティでは、ネパールのアーユルヴェーダとヨガを通して、こうした考え方をわたし達の暮らしの中にも取り入れていただきたいと考えています。
サロンでは、一人ひとりの状態を伺いながら、その方に合ったケアをご提案しています。
また、アロマやアーユルヴェーダについて学びたい方に向けた講座も行っています。
まずはアーユルヴェーダアロマを体験されてみてください。
▶11月2日㈪表参道で開催する香りつくりワークショップ



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